「関西でおすすめの永代供養はどこ?」
「墓じまい後の遺骨はどうしたらいいの?」
「実際かかる総額はいくら?」
このような疑問や不安を抱える方はとても多いです。
そこで今回は終活や相続手続きの専門家である行政書士・花家さんが実際に現地を訪問し、資料請求や問い合わせを行ったうえで、本当におすすめできる関西の永代供養施設をご紹介します。
それでは早速、詳しく見ていきましょう。
本記事の監修者・協力者
行政書士 花家幸二さん
終活や相続を専門とする行政書士。関西圏を中心に年間100件以上の
相談を受け、実際に足を運んで各施設を調査しています。
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行政書士・花家さんが実際に調査!
関西の永代供養ランキング
【永代供養とは?】
霊園・寺院が存続する限り永代に
わたり供養する事を示す
(※ウィキペディア調べ)
【永代供養の大切さ】
永代供養の目的の1つは、ご先祖様への尊敬や敬意の念をもって
供養し続けることで、安らかな魂であるように願うことです。
一時的な供養にとどめず、永続的な供養をすることが大切です。
永代供養をすることで、『家族が健やかに過ごせるよう、
ご先祖様が見守ってくださる』という意味合いもございます。
【1位】高野山遍照尊院
永代供養価格:80,000円
【追加料金一切なし】
行政書士 花家
8万円ポッキリで世界遺産高野山での永代供養が叶う!
供養も手厚く、自信を持ってお勧めできる寺院です。
花家さん
圧倒的でした。 こちらは2024年度・関西No.1受賞の納骨堂で、関西で永代供養・墓じまいをご検討の方には是非おすすめしたいです。
編集部
特にどのようなところがおすすめでしょうか?
花家さん
費用の明朗さが最大の魅力ですね。8万円ポッキリという料金設定で、それ以上の追加費用は一切ありません。永代供養施設を探していると、表面的には安い価格を表示していても、実際に問い合わせると「永代供養はオプションです」と言われ、結局予想以上の費用になるケースが多いです。その点、遍照尊院は最初から永代供養込みの料金が提示されているため、後になって予想外の費用が発生する心配が無く安心できます。また、僧侶やコールセンターの対応が非常に丁寧で、知識が豊富なのも重要視すべきポイントだと思います。
編集部
永代供養付きで8万円ポッキリというのは、かなり安くて魅力的ですね。ただ、費用が安いと、供養の内容が簡素になってしまうのではないかという不安もあるのですが、そのあたりはいかがでしょうか?
花家さん
費用は低めに設定されていますが、遍照尊院では遺骨を納骨する際、一霊ずつ本堂で丁寧な個別法要を執り行っておりました。一度にまとめて合同法要を行う施設が多い中、この点が特に印象的でした。
また、納骨後も毎日欠かさず読経や供養が行われており、費用が安いからといって内容が簡略化されることは無いようです。安心できる明朗会計なのに供養もしっかりしているという点が一番の魅力だと思います。
編集部
なるほど。ただ、高野山というと少し距離を感じる方もいるかもしれませんが、その辺りは大丈夫でしょうか?
花家さん
近年は、核家族化の影響もあり、後世に負担を残さないために供養や管理を寺院にお任せする方が増加傾向にあります。アクセスの良さは重要ではなく、『供養の手厚さ』や、『廃業しない・信頼できる寺院かどうか』で選ばれる方が多くなっています。
世界遺産の高野山にある遍照尊院はその点で安心できます。
編集部
なるほど。ちなみに、”全骨”を納骨することは可能でしょうか?
花家さん
実際に調査してみると、喉仏のみ~全骨の受け入れが可能です。
安心して墓じまいをすることができます。
編集部
墓じまい後の納骨ができるのは、珍しいですね。
遺骨は郵送対応も可能ですか?
花家さん
遍照尊院では、寺院に持参していただくか、複数の遺骨をまとめて郵送することもできるため、遠方にお住まいの方や先祖代々に墓じまいを検討している方にも非常に適しています。
編集部
納骨の手続きは、複雑で手間がかかりそうなイメージですが、遍照尊院ではどうでしょうか?
花家さん
手続きは驚くほど簡単でした。遍照尊院ではオンラインで簡単に手続きが完結するので、遠方にお住まいの方や忙しい方でも手間なくスムーズに進められると思います。実際に私も申し込みを試してみましたが、入力項目もシンプルで迷うことなく、本当に「ポチッ」とクリックするだけで手続きが完了しました。非常に手軽で便利だと感じましたね。
編集部
遍照尊院ならではの、他にはないおすすめポイントは何かありましたか?
花家さん
遍照尊院ならではのポイントは、納骨されたご遺骨を個別法要したあと、本堂に一定期間安置して毎日丁寧な供養したのち、世界遺産遺産である高野山奥之院に合祀され、歴史に名を刻んだ偉人たちが眠る特別な霊場で永代にわたって供養されるということです。
さらに、遍照尊院では遺骨を自然に還す方法で納骨していることも特徴です。最近では納骨後の遺骨が最終的に産業廃棄物として処理されるケースも多い中、遍照尊院では遺骨が土に還る方式を採用しているため、ご遺骨の将来を心配する必要がありません。
また、近年ではコロナ禍などの社会情勢の影響で、お寺や納骨堂の運営が難しくなり、納骨場所が突然なくなるというケースも増加しています。その点、1200年以上の歴史を持つ世界遺産・高野山の遍照尊院であれば、運営が安定しており安心して長期的な供養を任せられるとのお声をいただいています。
もうひとつ現地調査で確認できた重要なポイントとして、高野山は非常に地盤が強固で地震などの災害にも強く、長期的に安定した環境で供養を行えることが挙げられます。
このような供養環境の安定性が評価され、現在全国各地からのお申し込みが殺到しています。
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【2位】四天王寺(大阪市天王寺区)
永代供養価格:115,000円~
行政書士 花家
大変大きな寺院で幅広い供養法の中からご自身に合った
供養を選択できるのが魅力の寺院
編集部
2位の四天王寺のおすすめポイントを教えてください。
花家さん
非常に大きな寺院で、様々なお堂があり、合祀だけでなく、霊園などもあり幅広い供養法の中からご自身に合った供養を選択で来るのが魅力の寺院。
日本庭園にたたずむと、都会にありながら喧騒とは無縁の世界が広がるのが印象的でした。
天王寺駅各線より、徒歩15分とアクセスが良いのも魅力の一つですね。
編集部
納骨法要について教えてください。
花家さん
納骨法要は個別法要ではなく、3カ月に一度、納骨総祭法要として合同で執り行われます。預けた遺骨は、法要までは阿弥陀堂西の納骨堂にて仮安置されますので、いつでも納骨は受け付けてくれます。
永代供養をつけずに納骨だけであれば、1万5000円以上(お気持ち)とお財布にやさしい料金設定なのも魅力の一つです。
ただし、納骨時は戒名がないと納骨はできませんのでご注意ください。
編集部
永代供養の費用やプランについて教えてください。
花家さん
永代供養の方法が様々で、希望に合うプランを選べます。
毎日供養する日牌は、20万円。月に一回の供養でよいのであれば、月牌として、10万円。ほかにも、永代供養に位牌や、燈籠を用いることもできます。
編集部
墓じまい後の納骨はできますか?
花家さん
墓じまい後の納骨や、全骨納骨も可能です。
ただし、火葬許可書(原本)か、埋葬許可書(原本)、印鑑が必要ですのでご注意ください。
手続きは、当日に現地での申し込みとなります。
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【3位】一心寺(大阪市天王寺区)
永代供養価格:220,000円~
出典:一心寺公式サイト
行政書士 花家
合祀に特化した寺院です。
有名どころでかつ、複雑さがないのが魅力
編集部
次は3位の一心寺について詳しく教えていただけますか?
花家さん
大阪市天王寺区に位置し、古くから「お骨佛」のお寺として知られています。
訪問した際、歴史と伝統を感じる佇まいと、多くの参拝者で賑わう境内が印象的でした。特に、納骨された遺骨を用いて造立される「お骨佛」は、多くの方々の信仰の対象となっています。
編集部
永代供養のプランや費用について教えてください。
花家さん
一心寺では、納骨冥加料として2万円・3万円・5万円のプランが用意されています。ただし、これらは納骨のみの費用であり、永代供養を希望する場合は、別途永代供養冥加料として20万円が必要となります。 これらの費用を合わせると、最低でも22万円が必要となります。
永代供養は、毎日お経をあげるものではなく、年に一度命日に読経される仕組みになっています。永代供養をつけなくてもいいなら、この価格は良心的な価格かと思います。
編集部
納骨時の法要について教えてください。
花家さん
納骨時は、本堂で読経中に順次名前を呼ばれ、お焼香を行います。個別法要や、合同法要という形式ではないようです。
納骨時に個別法要を希望する場合は、予約制ではありますが、20万円(1霊)です。
編集部
供養の内容や特徴についてはいかがでしょうか?
花家さん
一心寺の最大の特徴は、納骨された遺骨を集めて造立される「お骨佛」です。10年ごとに新たなお骨佛が造立され、これまでに8体が本堂に安置されています。ただし、供養は個別ではなく合同で行われており、多くの方の遺骨が一緒に供養される仕組みになっています。
編集部
申し込みの流れや手続きは簡単ですか?
花家さん
予約は不要で、当日寺務所にて申込書を記入し、納骨手続きを行います。納骨には「火葬許可証」などの証明書(原本)が必要です。
編集部
全骨納骨は可能ですか?
花家さん
あくまで分骨のみの対応です。喉仏などを指定の小骨壺(直径9cm以下、蓋を含め 高さ11cm以下)に納める必要があります。※1霊につき1壺のみ
編集部
墓じまいにも対応していますか?
花家さん
どこか別の場所で供養済の遺骨(改装納骨)は受け付けてくれません。
大前提として、全骨納骨ができないので、墓じまい後の納骨を希望の方は他の寺院や霊園を検討する必要があります。
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行政書士花家さんが厳選!
関西の永代供養ランキングまとめ
| | | |
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項目 | 遍照尊院 | 四天王寺 | 一心寺 |
料金 (永代供養+合祀 +納骨法要代) | 8万円 (追加費用なし) | 11.5万円〜 (月牌の場合) | 22万円〜 |
納骨 | 全骨OK | 全骨OK | 胴骨・全骨NG |
納骨法要 | 個別法要 | 3カ月に1度まとめて 合同法要 | 焼香のみ ( 個別法要× 合同法要× |
供養の頻度 | 365日 (毎日) | 月1回 | 年に一回 (命日) |
郵送 | 可 | 不可 | 不可 |
手続き | オンライン申込 郵送にて書面申込 | 現地で当日申込 | 現地で当日申込 |
宗教・宗派 | 不問 | 不問 | 不問 (一部を除く) |
戒名 | なくても対応可能 | 必要 | なくても対応可能 |
火葬許可書・ 埋葬許可書 | なくても対応可能 ご相談ください。 | 原本提出必要 | 原本提出必要 |
永代供養を選ぶポイント
花家さん
永代供養とは、家族や親族によるお墓の管理が難しい場合でも、寺院や霊園が故人の供養を継続して行う仕組みです。一般的なお墓とは違い、家族の手を借りずに寺院が管理や供養を続けてくれることが特徴です。
編集部
具体的にはどのような方にメリットがある制度でしょうか?
花家さん
少子高齢化や核家族化が進む現在、「お墓を継承してくれる人がいない」「家族に負担をかけたくない」という方が増えています。そのような不安を抱える方には、永代供養が非常に安心できる制度です。家族に負担をかけず、供養の質も確保されるため、今後ますます選ばれると思います。
花家さん
永代供養は費用だけでなく、供養の頻度・管理体制等を考慮し、総合的に判断することが大切。
編集部
永代供養を選ぶ際、どのような点に注目すべきでしょうか?
花家さん
永代供養を選ぶ際には、「費用」「供養の頻度」「管理体制」を中心に考えるのがよいと思います。特に費用はもちろん重要ですが、継続的な供養や施設の管理体制など、実際に供養がどのように行われているかを確認することも重要です。
編集部
費用の安さだけではなく、供養の頻度も重要なのですね?
花家さん
はい。毎日の読経や定期的な法要が行われるなど、手厚い供養が受けられる施設を選ぶと、遺族の方にとっても安心できます。
編集部
アクセス面については、どの程度重要視すべきでしょうか?
花家さん
永代供養は基本的に施設側が供養と管理を継続的に行う仕組みなので、従来の一般墓ほど頻繁にお参りする必要性はありません。そのため、自宅からの距離やアクセスの良さを優先する必要性は低くなります。むしろ、「供養の充実度」や「施設の信頼性」を重視するのがよいでしょう。
編集部
なるほど。総合的に自分や家族に合った後悔ないように永代供養を選ぶことが大切ですね。
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まとめ
永代供養は、お墓の管理を家族に負担させることなく、寺院や霊園が継続的に供養を
行ってくれる安心の供養方法です。
特に関西エリアでは、多くの選択肢があり、それぞれに特徴や費用の違いがあります。
本記事では、関西でおすすめの永代供養の選び方や、代表的な施設を紹介しました。
永代供養を選ぶ際には、以下のポイントを重視することが大切です。
特に遍照尊院の8万円プランは、明確な料金設定と手厚い供養、そしてオンライン法要や郵送納骨の対応など、多くの方にとって最適な選択肢となるでしょう。
永代供養は、故人を大切に供養しながら、家族への負担を軽減できる現代に適した
供養方法です。
関西で永代供養を検討されている方は、ぜひご自身やご家族にとって最適な施設を選び、
安心して供養を託せる環境を整えましょう。
お申し込みや詳細については、各施設の公式サイトを確認し、納得のいく選択を
してくださいね。